■quiero(~がしたい)/quisiera(~したいのですが)
「~がしたい」「~が欲しい」という要望・願望の表現は旅する上での必須表現です。買い物やレストラン、値段交渉、道をたずねるときなど、かなり使う場面は多いでしょう。
スペイン語で「~がしたい」「~が欲しい」は「querer」(ケレール)です。英語の「want」にあたります。ただ実際は活用させて使うので、主語が「私」の場合は「quiero」(キエロ)という形に変わります。
以下例文です。
Quiero ir a Madrid.(キエロ イール ア マドリッ)
(マドリッドへ行きたいです。)
(マドリッドへ行きたいです。)
「querer」のあとには動詞の原形を置きます。「ir」は「行く」という意味です。
もう1つ「quisiera」(キシエラ)という単語もあります。これは「quiero」より丁寧な表現になります。英語の「would like to」のような感じです。
Quisiera ir a Madrid.(キシエラ イール ア マドリッ)
(マドリッドへ行きたいのですが。)
(マドリッドへ行きたいのですが。)
最低でも主語が「私」の場合の「quiero」は覚えておきましょう。
■puedo/puede(~できますか?)
次に許可を求める表現と依頼の表現です。
両方とも「poder」(ポデール)という単語を使います。英語だと「can」に相当します。これも重要単語ですので覚えておきましょう。
まず許可を求める表現です。英語だと「Can I ~?」です。
¿Puedo ver la habitación?(プエド ベール ラ アビタシオン)
(部屋を見ることができますか?)
(部屋を見ることができますか?)
先ほどの「poder」は原形ですので、主語が「私」の場合、活用すると「puedo」(プエド)になります。
次に依頼の表現です。
依頼の場合、「puede」(プエデ)を使います。英語だと「Can you ~?」に相当します。
¿Puede sacarme una foto?(プエデ サカールメ ウナ フォト)
(私の写真を撮って頂けますか?)
(私の写真を撮って頂けますか?)
この場合、主語「あなた」が省略されています。ただし文脈によっては特定の「あなた」ではなく、一般的な人々を表すこともあります。英語の「you」も一緒ですね。
なお親しい人の場合「puedes」(プエデス)とします。
¿Puedes sacarme una foto?(プエデス サカールメ ウナ フォト)
(私の写真を撮ってもらえる?)
(私の写真を撮ってもらえる?)
もっと丁寧な表現もあります。「podría」(ポドリア)です。
前述の文章を書き換えると、
¿Podría sacarme una foto?(ポドリア サカールメ ウナ フォト)
となります。
最低でも「puedo」と「puede/puedes」は覚えておきましょう。
前記事「なぜ、いつ、どのように(疑問詞)」へ戻る
旅行関係に限らず日常などで使えるスペイン語のフレーズを紹介します。 記事数が多くなるので、下記リンク先の記事一覧にまとめました。
もっとスペイン語表現を覚えよう(記事一覧)
↓ホセが教えてくれるスペイン語
メニュー
驚くほど身につくスペイン語
クラウン西和辞典
やさしいスペイン語文法