■試着してもいいですか?
前回は試食でしたが、今回は試着です。試着の場合も「probar」を使いますが、少しだけ構文が異なります。以下の文を見てください。
¿Puedo probarme esta chaqueta?(プエド プロバールメ エスタ シャケタ)
(このジャケットを試着してもよいですか?)
(このジャケットを試着してもよいですか?)
「probar」のあとに「me」がありますね。これは再帰動詞だからです。スペイン語ではよくあるのですが、「私は私に~を試す」のように、主語となる人物が自分に対して何かの動作をさせるような使い方を再帰動詞と呼びます。「probar」と「me」がくっついているのは、目的格人称代名詞が肯定命令・現在分詞・不定詞と共に使われる場合、動詞の直後にくっつくという法則のためです。
目的語が2個くっついたこんな文もあります。
¿Puedo probármelo?(プエド プロバールメロ)
(それを試着してもよいですか?)
(それを試着してもよいですか?)
「lo」は「それを」という人称代名詞です。また後ろに単語がくっついたことによりアクセントの位置が最後から2番目の音節ではなくなったため、明示的にアクセントを位置を示す記号が付加されています。
海外では服や靴などは日本のサイズより大きいことがあるので、試着してから購入するのが無難です。私は体が小さいので、キッズサイズのTシャツがぴったりだったことがあります。(もちろん購入しました。)
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